- 『2桁同士のかけ算』
- 『2桁の二乗』
- 『3桁同士のかけ算』
- 『整数同士のかけ算』
面倒な前置きも時間の無駄です。早速勉強に入りましょう。
暗算で計算できる人はすぐに『1748』と答えるかもしれません。
そういう人や電卓が大好きな人はすぐにこのページを閉じてください。
興味のある人にだけ勉強してもらいたいと思います。
ここでは学校の教科書に載っているのとは別の方法を紹介します。
手順@
「46」と「38」という数字をしましまに混ぜます。
つまり、下の図のように「4」と「6」の間に「3」を、最後に「8」という順になります。
「4368」という4桁の数字のように見えますが気にする事はありません。
問題を見たらすぐにこの4桁の数を書きましょう。
手順A
左の2桁を掛け算して、すぐその下に書きます。「4×3」“しさんじゅうに”つまり「12」ですね。
右の2桁も同様に掛け算して、下に書きます。「6×8」“ろっぱしじゅうはち”こちらは「48」ですね。
ここも「1248」という4桁の数字に見えますが気にしてはいけません。
手順B
次に、最初に書いた4桁の数字「4368」の内側の2つの数字を掛け算してください。
つまり「3」と「6」の掛け算ですから、“さぶろくじゅうはち”・・・「18」ですね。
同様に外側の2つの数字を掛け算して下さい。
「4」と「8」の掛け算ですから、“しは(わ)さんじゅうに”「32」です。
それらの「18」と「32」を、手順Aで書いた「1248」の下、中央に書きます。
手順C
最後は足し算です。
ここまで書いてきた「1248」「18」「32」を列を間違わない様に気を付けながら足し算します。
手順@で書いた「4368」は足してはいけません。
掛け算九九で計算してきた部分のみを足し算します。
答えは1748と計算できました。
この手順Cにおける足し算が一番大変かもしれません。
慣れてきたら、手順Bの「18」と「32」はそのまま書かずに、暗算で足し算して「50」を記入しても良いでしょう。
しかし、計算間違いをする可能性が高まるので、本当に数字に慣れるまでは、手順通りに計算を進めるのが良いと思います。
ひとこと
数学はやり方を理解しただけではなかなか身につきません。
学校で習う計算方法にしろ、このサイトで紹介している方法にしろ、何度も何度も繰り返し練習をして初めて身に付くものです。
練習問題@
解答@
(1)8556
特に問題ないと思いますが、この問題の注意点は、「2×3=6」の「6」を書く場所です。
下の計算図(赤なみ線部分)の様に、一文字分を空けて「6」と書く必要があります。
(2)1701
この問題の注意点も(1)同様に、「2×3=6」の「6」を書く場所です。
下の計算図(赤なみ線部分)の様に、一文字分を空けて「6」は中央右に書く必要があります。
(3)3481
この問題は言いかえれば「59の二乗は?」という問題です。
『2桁の二乗』
- 『2桁同士のかけ算』
- 『2桁の二乗』
- 『3桁同士のかけ算』
- 『整数同士のかけ算』