桝武志(ますたけし)の
「教科書には載っていない算数」   



1:『正八角形(Octagon)の面積』

1辺の長さが「a」の正八角形の面積「S」を求めなさい。


考え方と証明

下図のように中心Oから頂点Aとふたつ隣りの頂点Bに線を引きます。
このとき、角AOBは直角なので頂点Cを加えて正方形を描くことができます。
COとABの交点をKとし、AとBに挟まれた頂点をDとします。


求める正八角形の面積Sは、「正方形AOBCの4倍」から「三角形ACDの面積の8倍」を引くことで求められます。


AOを「r」、三角形ACDの面積を「S′」とします。




1辺の長さが「a」の正八角形の面積「S」は、


中心Oから頂点までの長さ「r」で表すと、@で求めたとおり


となります。


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